研究課題
基盤研究(C)
1.実験を含む非同期型遠隔教育における学習支援方式の研究(1)遠隔実験における学習支援方式の研究:非同期型の遠隔教育では、学習者の支援や動機づけ、遠隔実験実施時の指導、操作支援などの仕組みが重要である。本研究では、個人学習指導機能をもつ遠隔操作型実験システムを提案した。成果を学会誌に投稿(採録決定)したほか、国際会議に投稿し、発表した。(2)協調学習における学習支援方法とその実験評価:受講者の動機付けのため、協調学習の方式が研究課題である。教師が遠隔講義用教材で講義をした後、学習者がグループで協調学習を行う際の学習支援方法を提案した。実証システムを構築して評価を行った。研究成果を、学会誌に投稿中である。2.実験を含む非同期型遠隔教育における授業スケジューリング方式の研究非同期型遠隔教育の履修コースでは、コース開設期間、受講者の履修希望、きめ細かな履修条件、実験装置を含む授業リソースなどの制約条件を調整して受講者の個人別授業スケジューリングを作成する必要がある。さらに、受講者の履修内容の変更、授業リソースの変更等が発生した場合の再スケジューリングが必要になる。本研究では、これらの授業スケジューリング方式を提案した。研究成果を学会誌に投稿し、国際会議で発表した。3.遠隔実験を含む組込みソフトウェア技術者教育支援システムの研究遠隔学生実験の研究中に、組込みシステム技術者、特にソフトウェア技術者が大幅に不足しており、大学教育への要望が強いことに着目し、研究テーマに加えた。「組込みシステムのHW開発、SW開発、アーキテクチャ設計技術を含む基礎習得のための実験方式」の研究を行い、方式提案と実証実験を行った。成果を、国内外会議で発表し、論文誌に投稿した。提案実験を遠隔教育環境で実現する計画であるが、期間中に実現できなかったため、今後、引き続いて研究を進める。
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すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (8件)
IEEE Proceedings of 22nd International Conference on Advanced Information Networking and Applications Workshops/Symposia E3096
ページ: 31-37
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Electrical Engineering in Japan Vol.159No.1
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210000185458
IEEE Proceedings of International Conference on Parallel Processing(ICPP2007), Workshop on Advanced and Parallel Network Applications E2934(CD-ROM)
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IEEE Proceedings of International HW/SW Conference on Parallel Processing (ICPP 2007), Workshop on Advanced, Parallel Network Applications E2934(CD-ROM)
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電気学会関西支部連合大会講演論文集