研究課題
基盤研究(C)
本課題では, アンコール・ワットを構成する砂岩の自然劣化の仕組みを解明して, 遺跡の保存・修復事業に貢献することを目的に研究を進めた. その結果, 砂岩は主に乾湿風化, 加水分解, 塩類風化などで劣化し, これら風化の抑制が遺跡の保全に重要であることがわかった. とくに砂岩の強度は, 降雨による吸水によって最大1/2に低下することから, 高水分環境で風化は進行しやすい. また, アンコール遺跡の風化速度は, 1000年あたり11~94mmで進んだことがわかった.
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地理誌叢 50(1)
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地理誌叢 49(1)
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http://www.k4.dion.ne.jp/~chsgoa/