研究課題/領域番号 |
18510046
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
遠藤 暁 広島大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (90243609)
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研究分担者 |
田中 憲一 札幌医科大学, 医学部, 講師 (70363075)
高田 真志 放射線医学総合研究所, 主任研究員 (50291109)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,020千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | マイクロドシメトリ / TEPC / 重イオン / フラグメント / 粒子識別 |
研究概要 |
組織等価型ガス比例計数管(TEPC)に半導体検出器(SSD)とプラスティックシンチレーションカウンターを組み合わせたシステムを構成し測定試験を行った。SSDの厚みとしては500μm程度は必要で、更に厚いほうがより粒子識別能は向上することが示唆された。2枚のSSD(厚み500μm)とプラスティックシンチレーションカウンター用いることで、炭素、酸素、ネオンイオンが人体を模擬したファントム中で生成するフラグメント粒子の同定が可能であることが示された。重いフラグメント粒子(Z≧6)では2枚SSDのみで十分な粒子識別が可能であることが示された。軽いフラグメント粒子(Z<6)では、プラスティックシンチレーションカウンターの情報を利用することで識別可能である。また同構成を用いveto法を利用すると中性子の同定が可能であることを示唆した。広いエネルギー分布を持つ炭素線SOBPビームのマイクロドシメトリを行ったところ、プレリミナリながら、陽子、ヘリウム、リチウム、ベリリウム、ボロン、炭素及び中性子の同定しマイクロドシメトリスペクトルを決定できることを示した。
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