研究課題/領域番号 |
18510079
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 宮城大学 |
研究代表者 |
矢野 歳和 宮城大学, 食産業学部, 教授 (30404841)
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研究分担者 |
井原 一高 神戸大学, 農学研究科, 助教 (50396256)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2006年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 嫌気消化 / 磁気力 / マグネタイト / 畜産系パイオマス / 微生物固定化 / 畜産系バイオマス / 微生物固定 |
研究概要 |
合成培地で馴養させたメタン生成菌への磁気シーディング法に関する知見を基に、畜産糞尿を投入源とするメタン発酵における磁気力を利用した菌体固定化法について検討した。乳牛糞尿を固液分離および希釈した低SS濃度廃水を投入源とし、シーディング剤としてマグネタイトを添加した上で、菌体固定部材としてマグネットシートを配置したメタン発酵リアクタの運転を行った。マグネットシートの代わりにゴムシートを配置したリアクタと比較したところ、磁気力によるメタン生成菌等の固定化はパイオガスの生成速度の向上に寄与することを確認した、特に、酢酸資化性と考えられる小荷物状のメタン生成菌に対して磁気シーディングの効果が得られやすいことが判明した。メタン生成菌は基質によって菌体形状が大きく異なることを考慮すると、本手法のような磁気力によるメタン生成菌の固定化は、リアクタへの投入材料が大きな支配要因であることが示唆された。
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