研究課題/領域番号 |
18510208
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
資源保全学
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研究機関 | 奈良大学 |
研究代表者 |
岩崎 敬二 奈良大学, 教養部, 教授 (60278877)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,970千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2006年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 海洋保全 / 海洋生態 / 動物 / 外来海産生物 / 生態学 / 海産外来生物 / コウロエンカワヒバリガイ / ドロフジツボ / 在来生態系への影響 / 実験的解明 / 着底促進 / 行動阻害 / 競争的排除 / シマメノウフネガイ / 防除手段 / 分布 / 生態 |
研究概要 |
外来海産軟体動物であるコウロエンカワヒバリガイ(二枚貝)とシマメノウフネガイ(巻貝)が、在来生物に及ぼす影響を実験的に解明した。前者については、和歌山県紀ノ川河口の潮間帯で除去実験を行い、在来種のドロフジツボを被覆して殺し、潮間帯下部の生物群集の様相を一変させていることを明らかにした。外来海産二枚貝が在来生態系に大きな影響を及ぼしている例として、世界で二例目の発見である。後者については室内実験を行い、宿主である在来巻貝の移動を抑制する傾向を検出できたが、在来巻貝の成長を阻害するという当初の仮説を支持する結果は得られなかった。
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