研究課題/領域番号 |
18520003
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
信原 幸弘 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (10180770)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,820千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 基礎行為 / 生成行為 / 複合行為 / 相互作用主義 / 意図 / 実践的推論 / 状況依存性 / 手段 / 目的 / ダンスの状況依存性 / 身体 / 環境 / 透明性 / 生得性 / 道具 / 熟練 / 知覚 / 表象 |
研究概要 |
手を挙げるというような基礎行為は脳と身体と環境の相互作用から形成される。それゆえ、基礎行為は、その詳細が行為の意図によって完全に決定されているのではなく、その都度の身体や環境のあり方に応じて詳細が決まることを明らかにした。また、このような基礎行為の状況依存性の考えを拡張して、手を挙げることによってタクシーを呼びとめるというような生成行為や、基礎行為を組み合わせた複合行為については、多くの場合、行為の意図そのものが状況依存的であり、行為の遂行とともにその内容が次第に明確化してくることを明らかにした。
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