研究課題/領域番号 |
18520012
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
望月 太郎 大阪大学, 大学教育実践センター, 教授 (50239571)
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研究分担者 |
須藤 訓任 大阪大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50171278)
荻原 哲 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (30169221)
松河 秀哉 大阪大学, 大学教育実践センター, 助教 (50379111)
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研究協力者 |
田中 優子 日本学術振興会特別研究員, 京都大学
鈴木 径一郎 大阪大学, 文学部, 卒業生
ピーター ハーテロー エラスムス大学(オランダ), 教員
リチャード アントン カール大帝ユニバーシティカレッジ(ベルギー), 教員
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,910千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 510千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 哲学原論・各論 / クリティカル・シンキング / 論理的思考力 / 議論分析 / 議論評価 / 議論構築 / コミュニケーション・スキル / 問いの技法 / ソクラティック・ダイアログ / 議論法 / レトリック / 哲学教育 / 論理学 / 評価 / 科学的思考 / 批判理論 |
研究概要 |
1 ) クリティカル・シンキング(CT)の教育に関して、英語圏のみならず、フランス語圏(フランス及びカナダ、ケベック州) においても実地に調査研究を行い、さまざまな方法論を学び、またその実践を体験することができた。 2 ) 議論分析と評価を専らとしたアングロサクソンモデルのCTを乗り越えるために、対話的批判的思考(Dialogical Critical Thinking (Marie-France Daniel ))、問いの技法( The Art of Questioning ( Oscar Brenifier ))、子供のための哲学(Philosophy for Children, P4C (Richard Anthone))、哲学カウンセリング(Philosophical Counseling (Peter Harteloh)) などの手法を取り入れた、新しい総合的なCT理論のあり方を探り、それを応用したCT教育を試行的に実施した。 3 ) アジアの教育風土に適応したCTを模索するために、日本-アジア間の比較研究の相方を求めて東南アジア諸国(シンガポール、マレーシア、タイ) の諸大学におけるCT教育の実態について調査研究を行い、とくにチュラロンコン大学(バンコク) との共同研究を準備することができた。
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