研究課題/領域番号 |
18520039
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国哲学
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研究機関 | 実践女子大学 |
研究代表者 |
影山 輝國 実践女子大学, 文学部, 教授 (50152608)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,190千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 論語義疏 / 皇侃 / 抄本 / 中国哲学 / 根本遜志 / 六朝義疏学 / 経学 / 敦煌本 / 旧抄本 / 武内義雄 |
研究概要 |
現存する『論語義疏』抄本の所在を調査した結果、35種の抄本が確認できた(この他、4~8種のどうしても行方が判らない抄本がある)。所在の判明した35種の抄本を用いて、定本と校勘記を作成中である。(その成果の一部は発表済み) また、それらの抄本の中でも最も詳細に訓点が施され、筆写者や来歴経緯がはっきりしている「大槻本」の翻刻訓読を試みて、文明十九(1487)年当時の訓読の様態を明らかにしつつある。(その成果の一部も発表済み) さらに、「大槻本」その他の抄本に附される訓点や注記を参考にして、『論語義疏訳注』を作成予定である。 パリのフランス国立図書館に唐代に書かれた『論語義疏』が所蔵される。これを実見して、いままで不明確であった敦煌本の実態を明らかにし得た(詳細は後日発表予定)。
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