研究課題
基盤研究(C)
19世紀フランスにおける芸術家たちの共同制作について、総合的な見地から検討を行い、その性格の変遷を歴史的に見るとともに、理論的な視座から意味づけと分析を試みた。その結果、共同制作の意味合いは、流派内での図像の共有、やり取りといった情報交換の色彩が強いものから、様式上の共同研究へと移り変わったことが見て取られた。またタルドによる模倣に基づく社会理論により、そうした相互参照としての共同制作のあり方を、近代社会の組成そのものと実質的に関係づけて論じる可能性が新たに見いだされた。
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『表象』表象文化論学会編 第2号
ページ: 190-208
表象 2
西洋美術研究(三元社) 第13号
ページ: 73-92
『美術史』美術史学会編,第162冊 第56巻第2号
ページ: 397-410
40015438485
西洋美術研究 13
美術史 162(冊)