研究課題/領域番号 |
18520126
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 人間総合科学大学 |
研究代表者 |
佐伯 雅子 人間総合科学大, 人間科学部, 助教授 (00327149)
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研究分担者 |
山田 侑平 人間総合科学大学, 人間科学部, 助教授 (50327152)
ツベタナ クリステワ 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (80365519)
相田 満 人間文化機構 国文学研究資料館, 文学形成研究系, 助手 (00249921)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 平安漢文学 / 和漢朗詠集 / 翻訳 / 和魂漢才 / 和魂洋才 / 才(ざえ) / データベース / 外来文化の受容 |
研究概要 |
初年度なので、研究基盤の整備を行った。具体的には、6月30日に代表者及び分担者全員が集まり、実施計画を協議した。本年度は、分担者は、データベース(相田満)と翻訳(山田侑平・ツベタナ・クリステワ)の二つの班に分かれて行うことにした。資料がある程度収集できた段階で、データベースと翻訳を行うことにした。 前半は、漢文学そのものの研究整備、及び国内資料の調査を行った。そして、以下のことを実施した。 1 英訳を含めた『和漢朗詠集』の注釈書を古注から講読し、日本と外国における相違点について検討した。これについては、平成18年11月21日、和漢比較文学会西部例会(於関西大学)において、「『和漢朗詠集』注釈と本朝三美人」という題で口答発表を行い、中間報告とした。そして、平成19年1月京都大学、天理図書館において、追加資料の調査を行った。口答発表の成果とその後の調査の論文化については、平成19年度以降に行う予定である。 2 谷本玲大(相模女子大学非常勤講師)を研究協力者に加え、データベースの作成、加工を行うことにした。 3 また、外来文化の受容のキーワードとして「才」(ざえ)についての研究を行った。これは、異文化受容を意味する平安時代独特の語である。「和魂漢才」「和魂洋才」の内実について定義づけを具体的に深化させることにする。 後半は、口答発表を行いながら、国際交流の具体的な事項についての研究を行った。 1 海外の研究協力者であるMaria Chiara Miglioreが11月に来日するのに合わせて、イタリア関係の資料を収集し、データの基盤について協議した。データの大枠について決め、相田満、谷本玲大にデータベースの枠の作成を依頼した。また、イタリア、フランスの残りの資料に関しては、3月に実地調査することにした。 2 次年度予定のスラヴ関係のリストが次期協力者予定のZdenka Svarcova(チェコ カレル大学)、Agnieszka Zulawska-Umeda(ポーランド ワルシャワ大学)が届き、リストの中での翻訳をスラヴ語に関してはツベタナ・クリステワ、英語・フランス語に関しては山田侑平が、資料の日本語アブストラクトを作成することにした。 3 3月3日から12日まで、イタリア・フランスにおいて、資料調査及び研究打ち合わせを行った。 (1)サレント大学(レッチェ大学名称変更)におけるイタリア語の資料調査。 (2)Maria Chiara Miglioreと資料の日本語アブストラクトの内容について、実際の資料を使い、ヨーロッパと日本における要求についての調整を行った。 (3)コレージュ・ドゥ・フランスにおけるフランス語その他の資料調査。フランス語以外にも英語のものも調査した。 (4)Maria Chiara Miglioreとの検討の内容を受け、またその連絡を受けたMichel Viellard-Baron(INALCO) Charlotte von Verschuer(ソルボンヌ大学)との研究協議を行った。
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