研究課題/領域番号 |
18520127
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 和洋女子大学 |
研究代表者 |
佐藤 勝明 和洋女子大学, 言語・文学系, 教授 (60255172)
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研究分担者 |
雲英 末雄 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (70046572)
伊藤 善隆 湘北短期大学, 総合ビジネス学科, 准教授 (30287940)
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連携研究者 |
神作 研一 金城学院大学, 文学部, 教授 (30267893)
藤沢 毅 尾道大学, 芸術文化学部, 教授 (20289268)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,940千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 540千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 近世文学 / 俳諧 / かるみ / 蕉風 / 俳譜 |
研究概要 |
後述の通り、当初予定していた、(1)『炭俵』『別座敷』の入集者調査と作品の分析、(2)元禄前後の俳書に関する調査、(3)「かるみ」と同時期の蕉門外の俳諧に対する着目について、それぞれ成果を上げることができた。(1)は、なお不十分な面を残しつつも、連句分析に新しい評価軸を導入できたことが大きく、今後の作品分析に応用できると考えている。(2)は、「元禄時代俳人大観」の完成が間近に迫るようになった。(3)も、今回は一作品の分析にとどまるものの、具体的に未注釈文献に取り組んだことにより、当該作品の性格がよく知られるようになった。また、地方俳諧との比較を通して「かるみ」の本質を考えるという、新たな視点を得られたことも、大きな収穫といえる。
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