研究課題/領域番号 |
18520160
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
田中 岩男 弘前大学, 人文学部, 教授 (70091618)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 道化 / 喜劇性 / 譜誰 / トリックスター / 譜誌 |
研究概要 |
『ファウスト』の「道化性」との関連で3つのプロローグの構成的な意義を解明した。具体的には、(1) 「天上の序曲」で打ち出された「道化」としてのメフィストと、ゲーテが「ひじょうに真面目な譜誰」と呼ぶ『ファウスト』の独特な性格とが一体のものであること(2) バロック劇の「世界劇場」の形式を借りた「道化性」によってはじめて、真にアクチュアルな問題を取り扱うことが可能になり、それによって『ファウスト』の「近代性」もまた保証された、こと等である。
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