研究課題/領域番号 |
18520167
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
川田 潤 福島大学, 人間発達文化学類, 准教授 (70323186)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,840千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 540千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | ユートピア / 理性 / 過剰 / 主体 / 長い18世紀 / グローバル / 理想国家 / 諷刺 / 他者 / ジェンダー / 人種 / 共和主義 / ブックセラー / ジャンル / 啓蒙主義 / レトリック / エロティカ |
研究概要 |
本研究では18世紀前後の時期におけるユートピア思想の見直しを行った。従来、この時期のユートピアは、理性から逸脱した個人や社会への批判という風刺として考えられてきたが、それに対し以下3点の見直しを行った。(1) 理性と過剰の役割の再評価(2) 多用な要素の混在(3) グローバルな経済状況と「主体」の欲望。このような観点から、従来のユートピア文学だけでなく、顧みられてこなかった作品の(再)検討を行い、この時期のユートピア思想の多様性を確認した。
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