研究課題/領域番号 |
18520180
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 立教大学 (2007-2009) 一橋大学 (2006) |
研究代表者 |
新田 啓子 立教大学, 文学部, 准教授 (40323737)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,220千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 720千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | アメリカ合衆国 / ソヴィエト連邦 / モダニズム / 黒人 / 文学批評 / 越境文化 / ハーレム・ルネサンス / 民族意識 / ハーレムルネサンス / ラングストン・ヒューズ / ウィリアム・フォークナー / 労働 / アメリカ合衆 / 近代化 / 左翼思想 / アメリカ共産党 / 大衆化 / ロシア・アヴァンギャルド / 国民意識 / カール・ヴァンヴェクテン / V.F.カルヴァートン / アイデンティティ / 社会批判 / 文化的抵抗 / 日米比較 |
研究概要 |
本研究は、アメリカ合衆国モダニズム知識人とソヴィエト連邦指導者層およびロシア文化との影響関係、並びにそこで中心的な役割を果たしたのが黒人であったという事実を詳らかにした。かような黒人知識人の活動は、第二次大戦を経て1960年代にまでわたったが、それはすなわち、ハーレム・ルネサンスの芸術意識が白人パトロンに主導されるばかりではなく、独自の国際的連携を通じて成熟を遂げていたという事実の証左となった。これにより、本研究は従来のハーレム・ルネサンス理解に修正をもたらした。
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