研究課題/領域番号 |
18520194
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中務 哲郎 京都大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50093282)
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研究分担者 |
高橋 宏幸 京都大学, 大学院・文学研究科, 教授 (30188049)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 600千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 西洋古典学 / アリストパネス / メナンドロス / プラウトゥス / テレンティウス / 狂言 / 仕方話 / 古喜劇 / 新喜劇 / 劇的虚構 / 類型的人物 |
研究概要 |
古代ギリシア・ローマ喜劇と狂言はまったく異なる文化伝統の中で生成発展したが、同時代に材をとり、滑稽な言葉・しぐさ・趣向を用いて笑いの劇を目指すという共通点をもつ。両ジャンルに共通して現れる仲裁人のモチーフ、仕方話の趣向等がいかなる社会制度から生まれたかを考察することにより、両ジャンルの特性を解明した。と同時に、芝居(企み、変装)の意義と効果、虚と実のすり替え、等を具体的な作品に即して分析することにより、喜劇的なるものの本質が両ジャンルに共通することも明らかにした。
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