研究課題/領域番号 |
18520217
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
小谷 耕二 九州大学, 大学院・言語文化研究院, 教授 (40127824)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,930千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 南部アグレーリアン / アレン・テイト / アンドルー・ライトル / 伝記論 / 近代批判 / ストーンウォール・ジャクソン / ジェファソン・デイヴィス / ネイサン・ベッドフォード・フォレスト / 南部文芸復興 / 自伝論 / フォークナー / アグレーリアン / ロバート・ベン・ウォレン |
研究概要 |
アレン・テイトのふたつの伝記、『ストーンウォール・ジャクソン伝』と『ジェファソン・デイヴィス伝』、およびライトルの『ネイサン・ベッドフォード・フォレスト伝』は、対象となった人物の生涯や業績、人物像を描きだす以上に、それぞれ作者テイトやライトルについて多くを語るものとなっている。そこから浮かびあがってくるのは、両者の旧南部の伝統への愛着と、産業化された北部社会およびそこでの人間のあり方への批判であり、その意味で両者の伝記作品は、南部文芸復興初期におけるモダニズム=近代批判のひとつの典型的なありようを示すものであった。
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