研究課題/領域番号 |
18520218
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
葉柳 和則 長崎大学, 環境科学部, 准教授 (70332856)
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研究分担者 |
中村 靖子 名古屋大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (70262483)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,180千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 780千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 出来事 / 物語 / ナショナリズム / スイス / 虚構 / マックス・フリッシュ |
研究概要 |
戦後スイスは、ヨーロッパの中央部に位置しながら、第二次世界大戦に関与しなかった「無垢」の国として自らのナショナル・アイデンティティを規定しようとしてきた。このことは、スイスの人口比で約70%を占めるドイツ語圏スイスにおいては、まさにその言語ゆえに重要であった。本研究では、戦後スイスを代表する作家であるマックス・ブリッシュの言説の軌跡を、メディアと知識人の作り出す言説の共同体との関連において跡づけることによって、スイスの国民統合の言説戦略と知識人との間の共生と抗争の諸相を明らかにした。
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