研究課題/領域番号 |
18520226
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 大妻女子大学 (2007-2008) 首都大学東京 (2006) |
研究代表者 |
原 研二 大妻女子大学, 比較文化学部, 教授 (50115622)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,830千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 630千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 独文学 / 影絵 / シルエット / アレクサンダー・フォン・フンボルト / シンケル / フリードリヒ / 光学的表象 / プロフィール / 完全言語 / シャウ・ビルダー / トランスパレント / パノラマ / ディオラマ / 魔笛 / レーベンデ・ビルダー / 機械仕掛け / テアトルム・ムンディ / 視覚化 / 神の力 / アヴィ・ヴァールブルク / ムネモシュネー / パネル展示 / Bildwissenschaft |
研究概要 |
19世紀前半、影絵によって世界を表現する思考について。肖像を影に変換することの意味、ひいては風景をシルエットとする意味に踏み込む。したがって影による観相学、さらには19 世紀巨人のアレクサンダー・フォン・フンボルトの「相貌的」景観のとらえ方が世界を断面(プロフィール)とする現象につながる。これまでこうした光学的見世物的西欧表象運動において評価し忘れられてきた根本的な欲望、世界を直接的な言語で言い表すにはどうしたらいいのか、という切実な実験欲望が、17世紀完全言語運動以来の歴史の思いがけない間欠泉を形成している、ということを指摘
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