研究課題/領域番号 |
18520234
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
荻野 藏平 (荻野 蔵平) 熊本大学, 文学部, 教授 (00134429)
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研究分担者 |
高宮 正之 熊本大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (70179555)
バウアー トビアス (BAUER Tobias) 熊本大学, 文学部, 准教授 (30398185)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,870千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 570千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | ヨーロッパ語系文献学 / ドイツ本草書 / 植物誌 / 中世植物学 / 中世医学 / 体液病理説 / 四大説 / 本草学 / 植物学 / 薬学 / 医学 / オルトルフ・フォン・バイアーラント / 『薬方書』 / 『健康の庭』 / 体液病理学説 / 本草書 / ドイツ / 中世史 |
研究概要 |
近世初期の本草書(植物誌)の成立には特にドイツのマインツにおいて15 世紀末に出版された一連の本草書が極めて重要な位置を占めている。しかしながらこれら文献資料の体系的な研究はヨーロッパ日本を問わずまだ手つかずの状態にある。本研究は文献学的方法により1)当時の本草書の主たる役割は医学書であったこと2)そこには中世の占星術的・呪術的説明と近世自然科学の実証的な記述の両方が混在していること3)本草書の理論は古代の医学者によって整備された「体液病理説」「四大説」に基づいていることを明らかにした。
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