研究課題/領域番号 |
18520241
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ語系文学
|
研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
佐藤 アヤ子 明治学院大学, 教養教育センター, 教授 (70139468)
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
2,330千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
|
キーワード | グローカル性 / グローカル・アイデンティティ / グローカリゼーション / グローカリズム / トムソン・ハイウエイ / ヒロミ・ゴトー / ロイ・ミキ / ラリッサ・ライ / Tomson Highway / Dry Lips Oughta Move To Kapuskasing / カナダ先住民 / Hiromi Goto / カナダ文学 / Richard Cavell / Marshall McLuhan / グローバルビレッジ / Robert Lepage / Michael Ondaatje / Tim Carlson / Kerri Sakamoto / Roy Miki / Larissa Lai / アジア系カナダ人作家 / Salt Fish Girl / Chorus of Mushrooms / Beverley Currn |
研究概要 |
Identity Politicsが声高に叫ばれていた90年代、マイノリティ作家と呼ばれていたカナダ先住民作家及びアジア系カナダ人作家の文学をグローバルとローカルを融合させた「グローカル」性という新しい概念で分析した。白人優勢の社会で、従来の支配者、被支配者という二元的な構図で創作するのではなく、彼らの作品が、グローバルに普遍なるものへの同化と同時に、自らの出自である母語や伝統的なローカル文化を作品の中に取り入れ、個別と普遍を融合させた「グローカル」性という新しい文学理念に向かっていることに注目した。この分析法は、内外においても本研究が初めてであり、新しい文学分析として今後活用されよう。
|