研究課題/領域番号 |
18520268
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
野村 鮎子 奈良女子大学, 文学部, 教授 (60288660)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,540千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 540千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 中国文学 / 明清文学 / 古文 / 非古 / 帰有光 / ジェンダー / 家族 / 中国古文 / 歸有光 / 女性史 / 明清 / セクシュアリティ / 女性 / 明清詩文 / ドメスティック・バイオレンス / 士大夫 / 非古の文体 / 女性虐待 |
研究概要 |
明清時代には、文人が自らの家族の女性を描写する新しい文体の散文が流行する。しかし、これらは「載道(儒教思想を体現する)の文」や「天下国家を論ずる文」を重んじる文学観の立場からは「非古」(非伝統的・卑俗)だとして研究の対象とされてこなかった。本研究では、明の帰有光らの作品を中心に、ジェンダーの視点から家族や女性を描く散文を再評価し、「非古」の文の流行の背景に、明から清にかけての文人の文学観の変容があることを明らかにした。
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