研究課題/領域番号 |
18520276
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 駒澤大学 |
研究代表者 |
佐藤 普美子 駒澤大学, 総合教育研究部, 教授 (60119427)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,010千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 中国現代詩 / 中国新詩 / 詩意 / 中国旧体詩詞 / 九葉派 / 1940年代文学 / 九葉派詩人 / 中国同時代文学 / 中国現代旧体詩詞 |
研究概要 |
1.「中国現代詩国際学術シンポジウム及び朗誦会」の開催(2006年11月) 2006年11月18日、駒澤大学において中国から詩人2名及び学者・詩歌評論家1名を招聘して、標記シンポジウム(第一部)と朗誦会(第二部)を行った。「詩意」をキーワードに行われた各氏報告について、中国現代詩を専門とする学者四氏が論評を加えた。同シンポジウムを通して中国同時代詩歌の状況が浮き彫りにされた他、民国期の新詩における審美意識(=詩意)の変遷、現代旧体詩が提起する複雑な問題等が提起され、有意義な討論が行われた。また、第二部朗誦会において、詩人の肉声による近作自作詩の朗誦は大いに好評を博した。 2.定例研究会活動の充実と会誌『九葉読詩会』第3号の刊行(2007年11月) 現代詩を読む定例研究会では、北京大学中文系副教授王風氏に参加を依頼し、主に1940年代昆明の西南聯合大学を拠点に活動した詩人「九葉派」の作品を読んだ。これは、日中の研究者が共同して中国現代詩の読解にあたり、テーマを深めつつ共有する絶好の場となった。平成19年11月には、「九葉派」の代表的詩人穆旦について、上海復旦大学中文系教授張新頴氏に関係論文の執筆を依頼し、穆旦特集を組む研究会誌『九葉読詩会』第3号を刊行した。同誌は、論文・箋注・エッセイ・翻訳等多岐にわたる研究スタイルにより、従来の中国現代詩研究にはない新たな視座を提供するものとして多くの現代文学研究者の好評を得た。今後も中国人研究者を交えた研究会活動及び研究会誌の刊行を継続したい。
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