研究課題/領域番号 |
18520317
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
片桐 真澄 岡山大学, 大学院・社会文化科学研究科, 准教授 (80294388)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,870千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 570千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 台湾原住民諸語 / ヴォイス / 能格性 / フィリピン・タイプ / 言語学 / 外国語 |
研究概要 |
本研究において、台湾のオーストロネシア系原住民族によって話される諸言語の形態・統語上の多様性について、類型論的観点から実証的研究を行った。その結果、特に、そのヴォイス体系や能格性に関しては多様性が見られ、「フィリピン・タイプ」と呼ばれる豊富なヴォイス体系を持ち強い能格性を呈する言語から、一見限定的なヴォイス体系で対格的な様相を呈する言語まで多様性が見られた。この多様性を統一的に捉えるべく、台湾原住民諸語の他、フィリピン諸語やインドネシア諸語などの関連諸語との比較対照を行い、その結果これらの諸言語がヴォイスの縮小という観点から統一的に捉えられることを見た。
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