研究課題/領域番号 |
18520339
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
小川 暁夫 関西学院大学, 文学部, 教授 (00204066)
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研究分担者 |
藤縄 康弘 愛媛大学, 法文学部, 准教授 (60253291)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,000千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 600千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2006年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | ドイツ語学 / 言語類型論 / 統語論 / 語嚢意味論 / 態 / 非定形動詞 / 格 / 人称性・非人称性 / アジア言語・ヨーロッパ言語比較 / 語彙意味論 / 非人称 / 補文 / 言語学 / 独語学 / 類型論 |
研究概要 |
機能類型論の観点からドイツ語の文法構造と意味機能の相対性・連続性を解明することを目的に、研究代表者の小川、研究分担者の藤縄が具体的なテーマに取り組んだ。小川は、とりわけドイツ語の単文構造を形成する格(特に与格の意味機能)、態(ヴォイス、その中でも特に受動態と中間態の連続性)、また、人称構文と非人称構文の関連性を主語の出没を中心に考察した。藤縄は、複文構造、特に定形の補文と不定詞構造の相対性・連続性に関して研究するとともに、それと密接に関連する法(ムード、その中でも特に接続法)の意味機能の解明にも取り組んだ。両者は、ドイツ語におけるこれまでの膨大な研究成果に(批判的にも)依拠しながら、他のヨーロッパ諸語、また日本語を中心とするアジア諸語のデータも射程に取り込み、言語類型論・一般言語学的にも有効な経験的な仮説を提示することに努めた。
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