研究課題/領域番号 |
18520406
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
鹿島 央 名古屋大学, 留学生センター, 教授 (60204377)
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研究分担者 |
橋本 慎吾 岐阜大学, 留学生センター, 准教授 (20293582)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | リズムユニット / リズム配置 / 生理的要因 / 呼気圧 / 呼気流量 / 日本語学習者中国語話者 / 韓国語話者 / 生理的な要因 / 日本語学習者 / 中国語話者 |
研究概要 |
日本語学習者の発音上の誤りとして特に重要なものは、「おばさん」「おばあさん」の区別に関わるような「長さ」の制御である。本研究では、「長さ」の適切な実現は日本語のリズムに関係するものとして「リズムユニット」という単位を設定し、分析を続けてきた。そして、どのような「リズムユニット配置」が学習者にとって難しいか明らかにした。しかしながら、なぜそのような特徴的なリズムになるのかは不明であったため、呼気圧、呼気流量という生理的な要因に焦点をあて、原因について分析・考察を行うこととした。これまで特に、中国語、韓国語を母語とする学習者を対象とし、語頭拍の長音化、語中子音の促音化によるリズムの変異を分析してきた。その結果、このような現象には、呼気圧ではなく、呼気流量の多さが関係していることが明らかになった。
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