研究課題/領域番号 |
18520441
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 会津大学 |
研究代表者 |
村川 久子 会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (90174284)
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研究分担者 |
浅井 信吉 会津大学, コンピュータ理工学部, 准教授 (80325969)
スティーブ フンバッカー (スティーブ ランバッカー) 会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (10254111)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,890千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2006年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 音声学 / 教授法 / iBT TOEFL / 3Dアニメーション / 発音器官 |
研究概要 |
英語の発音で日本人にとって一番難しいとされているのは/r/音である。顔面の正面か側面の絵、ビデオ、等しか/r/音を学ぶ方法がなかった。しかし、本研究において/r/音を発音する場合、舌先の前方、後方、広さ、狭い空間、上顎との関係等と、それに/r/音では上顎と舌の打ち降ろしの場所、及びそのスピードを視覚的に捉えられるようにした。3Dアニメーションで発音器官の動きを表示するデザインが非常に重要で、18年度に米国のテキサス大学オースチン校のコンピュータ理工学部の教授と助教授とのミーティングで、POSERというソフトを使って顔面の正面と舌先の動きは表示できるが、それも限界があることがわかった。日本国内でこちらの要件を満たしてくれるプログラマーをさがした。顔面の正面からの唇の丸み等に限界はあるが、何とかネイティブの発声による発章データを、自動アニメーション・システムに基づいた制作行程で、口、舌、及び筋肉の内部作用を適切にアニメーションに特化した。音声データ収録作業、本番モデリング作業、アニメーション作業、レンダリング作業、ムービーデータ編集作業を通してDVDを作成した。 3Dアニメーション(4単語:read,rich,red,rain)の画面は下記の通りである。 1)左の画面にバーチャルな女性の顔面の正面の表示。右半分には3Dアニメーションによる顔面の横面の表示。 2)/r/音を開始する正面と横面の表示で、開始前に口を閉じ、舌は下歯茎の少し後ろにつける。 3)/r/音の発音の位置:正面からは唇を丸くし、舌先は口蓋全体に平たく付けているが、中央がわずかなスペースを作っている。横面図では下歯口蓋についている。4)ゆっくりと舌先が動き/r/音から次の母音に舌先が移動する。5)/r/音が終了した時、正面は唇を閉じ、横面図では舌の位置は下歯茎の後ろにつける。
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