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英文テキスト語彙プロファイル作成手法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18520463
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 外国語教育
研究機関立命館大学

研究代表者

朝尾 幸次郎  立命館大学, 文学部, 教授 (40102462)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
1,020千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 120千円)
2007年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード英語 / テキスト / 語彙 / プロファイル / ジャンル / スピーチ・レベル / 難易度 / 文体 / コーパス / 辞書 / 頻度 / 連語
研究概要

本研究でめざしたものは、英文テキストの特性をその語彙をもとに特定する手法の開発である。テキストの性質はさまざまな要因が複合的にかかわるもので、その特性をひとつの指標で算出しようとすることは現実的でない。そこで、語彙の難易度、ジャンル、スピーチ・レベルなど個々の特性ごとに、それらの特性をプロファイルとして一覧表の形で提示し、判定はそれをもとに行う方法を案出した。
書きことばではBrown Corpusをもとにジャンル別に語彙一覧を算出し、ジャンルごとの集合、補集合をとり、そこに特徴的に現れる語彙を特定した。これをFrown Corpusで検証したところ、高い信頼度でジャンルを特定することができた。しかし、同じジャンルであっても話題により語彙の分布が大きく変動することも明らかになった。また、語彙にかかわっては文長、とりわけT-unitとよばれる単位での語数がテキストの性質に深くかかわっていることがあきらかとなった。とりわけ、小説では作品のなかでの文長の差が大きく、作家が意図のもとに文長を統御していることがうかがわれた。これは登場人物の心理描写にかかわって用いられることが多いようだ。
話しことばと書きことばの区別では、話しことばの特徴として定型表現の多用、また、フライングとよばれる言い直しの多用が特徴的であった。英語を外国語として学んでいる学習者の英語と母語話者の英語を比べてみると、学習者の英語は書きことばでも話しことばでもテキストの性質は差が小さかった。すなわち、書きことばと話しことばが未分化の状態である様子があきらかとなった。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 学習者コーパスから見えてくるもの2007

    • 著者名/発表者名
      朝尾 幸次郎
    • 雑誌名

      立命館言語文化研究 第18巻4号

      ページ: 66-77

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] Findings from Learner Corpus2007

    • 著者名/発表者名
      Asao Kojiro
    • 雑誌名

      Ritsumeikan Studies in Language and Culture Vol.18, No.4

      ページ: 66-77

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [学会発表] Freinet and the Internet:A New Look at Computer-Mediated Language Learning2007

    • 著者名/発表者名
      朝尾 幸次郎
    • 学会等名
      The Independent Learning Association 2007 Japan Conference
    • 発表場所
      神田外語大学
    • 年月日
      2007-10-07
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書 2007 研究成果報告書概要
  • [学会発表] Freinet and the Internet : A New Look at Computer-Mediated Language Learning.2007

    • 著者名/発表者名
      Asao Kojiro
    • 学会等名
      The Independent Learning Association 2007 Japan Conference
    • 発表場所
      Kanda University of International Studies, Chiba, Japan
    • 年月日
      2007-10-07
    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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