研究課題/領域番号 |
18520524
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 大手前大学 |
研究代表者 |
尾崎 耕司 大手前大学, 総合文化学部, 准教授 (10309396)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,850千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 日本史 / 19世紀 / 公衆衛生 / 行政 / イギリス / 衛生 / 国際情報交換 / イギリス:ドイツ / 自治 / 身体 / ドイツ |
研究概要 |
本研究は、明治期の衛生官僚、後藤新平をとりあげ、その衛生思想の西洋からの影響を検討するものである。後藤新平は、明治期には衛生官僚として、『国家衛生原理』や『衛生制度論』を著したことで知られる。彼は、ドイツの公衆衛生に関する文献を通じてイギリスのそれ、特にジョン・シモンの衛生思想に影響うけたと考えられる。彼は、医学だけでなく、イギリスの衛生行政に、就中1871年に設立されたthe Local Government Boardに関心を寄せていた。そこでこの研究では、イギリス、ドイツそれぞれを訪れ文献を調査していった。イギリスでは、ナショナル・アーカイブズにおいて、the Local Government Boardの設立にあたったジョン・シモンおよびジョン・ランバートの手になる公文書の閲覧と複写をおこない検討を加えていった。また、ロンドン大学図書館のSpecial Collectionsに収められているエドゥイン・チャドウィックの史料にも検討を加え、総じて、イギリス衛生行政機構における中央-地方関係を検討していった。また、ドイツでは、ベルリン国家図書館において、後藤がその著作の翻訳もおこなっているルイス・パッペンハイムの関係文書の検討をおこなった。
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