研究課題
基盤研究(C)
満文〓批奏摺と内閣蒙古堂档を分析し,康熙40年代の清朝の内陸アジア政策と側近政治について,以下の特徴を明らかにした。(1)康熙帝は,紫禁城で養育されたモンゴル人チベット仏教僧シャンナン=ドルジを西寧に駐在させ,内陸アジアの情報を収集させた。モンゴル・チベットの有力者は彼を畏怖し,彼はその状況を利用してチベット状勢を安定させようとした。(2)康熙帝は,蒙古旗人官僚を直接,青海・チベットに派遣し,情報を収集させるとともに,有力者と交渉させた。有力者も蒙古旗人官僚を交渉相手として信頼した。
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社会文化史学 第52号
ページ: 1-30
40016717973
別冊 環 清朝とは何か 第16号
ページ: 240-253
中国辺疆民族研究 第2輯
ページ: 360-366
別冊 環 第16号
社会文化史学 第52号(刊行予定,印刷中)
別冊環清朝とは何か 16(刊行予定,印刷中)
別冊環 第16号(印刷中)
『社会文化史学』 第52号(印刷中)
清朝史研究の新たなる地平(細谷良夫, 山川出版社)
ページ: 163-187
故宮学術季刊 第23巻第4期
ページ: 63-74
故宮学術季刊 23・4