研究課題/領域番号 |
18520557
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
高橋 清治 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (30126106)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,040千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 540千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | メンシェヴィキ / ロシア革命 / グルジヤ / 民族 / 第一次世界大戦 / アルメニヤ / 西洋史 |
研究概要 |
本研究はロシア革命=内戦において重要な位置を占め、ユニークな軌跡をたどったグルジヤ・メンシェヴィキの歴史的研究を課題とする。世界大戦から革命=内戦期、グルジヤ共和国期にメンシェヴィキの諸潮流が戦争と革命の問題をめぐってくりひろげた論争、意見の分岐を歴史的に考察し、そのなかでのグルジヤ・メンシェヴィキの役割と位置を明らかにする研究を進めた。 『グルジヤ・メンシェヴィキ(論文と史料)』に収めた論文「戦争と革命-ズラボフとツェレテリをめぐって」では、第二国会の社会民主党会派議長であり、流刑先のシベリアで革命的祖国防衛主義をとなえ、1917 年5 月連立政府形成の中心となるツェレテリにたいし、グルジヤ選出の同国会議員であったズラボフ(アルメニヤ人メンシェヴィク)に焦点をあて、彼の連立政府形成についての議論、状況認識を縦糸にして、ツェレテリの主張を再検討し、メンシェヴィキ諸潮流にとっての戦争と革命の問題をあらためて考察した。
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