研究課題/領域番号 |
18520562
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
服部 良久 (2008) 京都大学, 大学院・文学研究科, 教授 (80122365)
服部 良久 (2006-2007) 京都大学, 文学研究科, 教授 (00164872)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,210千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 510千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 中世 / 近世 / コミュニケーション / 紛争 / 紛争解決 / 秩序 / 儀礼 / コミュニケ-ション / 国制 / 皇帝 / 諸侯 / 宮廷 / ドイツ / 政治秩序 / 国王 / 平和 / ネットワーク / 大空位時代 / 国王宮廷 / 下ライン / ヴェストファーレン |
研究概要 |
中世盛期ドイツの国王宮廷における紛争解決の仕方を政治的なコミュニケーションのプロセスとして考察した。また王権と宮廷の求心力が低下した13世紀には、必ずしも国王の権威(宮廷・裁判)に依存しない, (領邦)諸侯間の自律的な紛争解決と平和維持のための協力関係が展開し, 王国と個別領邦の間の広域的なネットワークによる地域秩序を形成する可能性が展開していたことを示した。それにより王権(皇帝)と領邦の二元構造を前提としてきた従来の中世ドイツ政治構造史、国制史研究に再解釈の可能性を示した。
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