研究課題/領域番号 |
18520584
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 滋賀県立大学 (2008-2009) 徳島大学 (2006-2007) |
研究代表者 |
定森 秀夫 滋賀県立大学, 人間文化学部, 教授 (90142637)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 600千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 考古学 / 新羅 / 対外関係 / 半島統一 / 陶質土器 |
研究概要 |
加耶は、他地域に比べると、新羅系文物の出土が多い。地理的に新羅に近く、風俗の似通った加耶の併合が優先され徐々に進展していったことが分かった。また、新羅領域内での権力強化も同時進行していたことは、新羅系陶質土器の慶州化で説明可能である。百済・高句麗では新羅系文物がほとんど見られない。半島統一の源泉は唐との連衡によるところが大であったと考えざるを得ない。倭との関係では、5~6世紀の新羅系陶質土器が大和地域に少なく、むしろ大和以外の地に分布する。倭中枢との交渉は少なかったようである。
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