研究課題/領域番号 |
18520591
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 昭和女子大学 |
研究代表者 |
武田 昭子 昭和女子大学, 人間文化学部, 教授 (50124326)
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研究分担者 |
土谷 信高 岩手大学, 教育学部, 教授 (50192646)
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研究協力者 |
赤沼 英男 岩手県立博物館, 学芸部, 上席専門学芸員
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,680千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 考古学 / 漆器 / 火山灰 / 漆器制作技術 / 中世 / 漆器制作技法 / 漆器製作技術 |
研究概要 |
中世出土漆器研究において、岩石・鉱物学的知見を加味した学際的研究の結果以下の成果が得られた。(1)柳之御所遺跡出土漆器下地と中尊寺金色堂内陣漆塗膜下地の混和鉱物組成は、金色堂裏山の凝灰岩の鉱物組成と一致し、現地製作の可能性が高いことが明らかとなった。(2)朝倉氏遺跡出土漆製品下地混和鉱物は、火山灰を含む砂が混和された資料等3種類に大別され、列島内から産出される鉱物には通常見られない化学組成をとる鉱物が混在した資料も確認し、大陸から漆器がもたらされた可能性を検討する必要があることを指摘した。
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