研究課題
基盤研究(C)
東アフリカ牧畜社会では、近年、民族紛争が増加している。報道や学術的言説は、こうした紛争を家畜や牧草や水などの稀少な資源をめぐる競合と説明する傾向がある。しかし、こうした紛争は、民族エリートたちによる扇動の結果と思われる。本研究は東アフリカ牧畜社会において民族主義が興隆する以前の時代に焦点をあて、異民族による生態資源の共同利用の諸相を分析した。その結果、異民族間には生態資源と労働力の交換や、生態資源をめぐる棲み分けが行われていたことが明らかになった。
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Proceedings of the 16th International Conference of Ethiopian Studies
ページ: 357-367
集団-人類社会の進化(京都大学学術出版会)
Nilo-Ethiopian Studies 10号
ページ: 23-44
アフリカ研究 68巻
ページ: 128-131
アフリカ研究 69巻
ページ: 121-136
Nilo-Ethiopian Studies 10
ページ: 23-24
アフリカ研究 68
アフリカ研究 69
Nilo-Ethiopian Studies. 10
Mobility, Flexibility, and Potential of Nomadic Pastoralism in Eurasia and Africa., ASAFAS, Kyoto University 007