研究課題
基盤研究(C)
日本における「人権」概念の特徴は、国家に対する個人の政治的・市民的自由という西欧的な理解は司法分野に止まり、不当な「権益」の侵害によって「尊厳」を奪われている「少数弱者」が社会に承認され「権益」と「尊厳」を回復する権利であるという認識が社会的大勢を占めていることである。その影響で、女性の権利が人権問題と認識されるかどうかは問題によって大きく分かれるのに対し、障害者の権利は人権問題と認識される社会的支持を得ることが多い。
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Annual Report 2005, Center for the Study of Social Stratification and Inequality, Tohoku University
ページ: 114-127