研究課題/領域番号 |
18530160
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済統計学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
西郷 浩 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (00205626)
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研究分担者 |
廣松 毅 東京大学, 大学院・総合文化研究科・教養学部, 教授 (80012491)
美添 泰人 青山学院大学, 経済学部, 教授 (80062868)
勝浦 正樹 名城大学, 経済学部, 教授 (70224467)
菅 幹雄 東京国際大学, 経済学部, 教授 (50287033)
樋田 勉 群馬大学, 社会情報学部, 准教授 (00329129)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,560千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 統計制度 / 統計調査 / 国民経済計算 / 政府統計 / 民間統計 / 統計改革 / データベース / センサス |
研究概要 |
研究期間中(平成18年4月から平成20年3月)に、13回の経済統計研究会を開催した。センサス統計については、国勢調査のミクロデータとしての利用(平成18年6月)、民間統計の事業所名簿への利用可能性(平成18年10月)、国税庁名簿の統計利用可能性(平成19年5月)、平成22年国勢調査の準備状況(平成19年10月)、に研究会で取り上げた。データアーカイブについては、アメリカ人ロセンサスの保存・公開(平成19年10月)、統計法全部改正とデータアーカイブの今後(平成19年11月)、イギリスのデータアーカイブ(平成19年11月)に研究会で取り上げた。このほかの研究会でも、二次利用において注意すべき非標本誤差の検討(平成20年1月)や、二次利用の利点が大きい縦断調査(平成19年6月)など、研究課題に関連の深い事項をテーマとしてあつかった。とくに、経済統計研究会を拡大する形で開催した統計関連学会連合大会における2つの企画セッション、「統計行政の将来を考える」(平成18年9月)と「政府統計制度の現状と課題」(平成19年9月)は、統計法の全部改正を挟んで、センサス統計とデータアーカイブをふくめたより広い視野からわが国の統計体系を討論する場として、多数の研究者・実務家の関心を集め、政府統計改革と学会とをつなぐ役割を果たした。本研究の大きな成果である。 経済統計研究会と併行して、研究成果の発表にも注力した。発表活動は出版と学会報告のふたつに分かれる。研究機関中に、論文29(うち査読つき雑誌論文5)、学会報告10(うち、海外開催の学会報告4)を発表した。センサス統計については、菅(2007)、廣松(2008)、勝浦(2007)があつかっている。データアーカイブについては、勝浦・小林(2006)、美添(2007)、美添・荒木(2007)があつかっている(引用はいずれも論文)。
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