研究課題/領域番号 |
18530260
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
|
研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
三ツ石 郁夫 滋賀大学, 経済学部, 教授 (50174066)
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
3,960千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
|
キーワード | ナチス / 金融システム / ライヒスバンク / 金融市場 / 為替管理 / 戦時経済 / 通貨政策 / 貿易管理 / 軍備拡大 / 中央銀行 / 資本市場政策 / 統制経済 / 貯蓄銀行 / 国債 / 地方金融 / 中間層信用 |
研究概要 |
ナチス期のライヒスバンクは、通貨価値維持を原則として、軍備拡大のために金融市場を利用した資金調達機構を整備し、また外貨危機に対応して為替管理と輸出促進を進める金融システム形成を追求した。しかし1936年以降、短期債務拡大によるインフレ傾向の顕在化と国防軍主導の自給自足政策の展開によって金融・経済システムは動揺し、1938年以降、債務急増と経済危機のなかで原料・食糧獲得のための対外侵攻が不可避となった。
|