研究課題/領域番号 |
18530280
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
塩次 喜代明 九州大学, 経済学研究院, 教授 (30154173)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,520千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | グローバル戦略 / エレクトロニクス産業 / 環黄海経済圏 / 製品アーキテクチャー / EMSとODM / コアコンピタンス / スマイルカーブ / 台湾の企業 / 東アジアの企業戦略 / 技術の融合 / カーエレクトロニクス / マザー工場化 / MOT人材 / 台湾の工業 / 自動車産業 / 技術戦略 / EMS / マザー工場 |
研究概要 |
東アジアの成長をリードしているのはその地域でグローバルな経営活動を展開する企業である。研究では東アジアの対象地域を、日本、韓国、中国、台湾とし、主に基幹産業であるエレクトロニクス産業と自動車産業に注目して、各国の代表企業の戦略行動を調査分析した。東アジアのエレクトロニクス産業は、台湾や韓国のEMS企業が中国に主要な生産拠点を移しており、いわゆる環黄海経済圏を中心にしてデジタル機器の世界的な供給拠点が成立している。本研究では、この動向に注目して、あまり知られていない台湾に研究の焦点をおいて、世界をリードするエレクトロニクス企業の生成、発展のプロセス、さらに戦略行動の実態の解明に取り組んだ。 他方の自動車産業については、中国、韓国、台湾における産業の発展動向とわが国自動車メーカーの国際戦略に注目して、これらの国々の自動車産業データーや可能な限りの聴き取りをメーカーや業界団体に対して行った。ここで得られた資料は大量であった。その整理分析と成果発表は今秋に行うことになる。 なお、アジアにおける国際ビジネスの展開を洗剤産業で探ったり、発展途上国における巨大企業の出現の実態をグループ・カルーソに注目して調べるなどの補完的な研究も行った。
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