研究課題/領域番号 |
18530283
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 福井県立大学 |
研究代表者 |
西崎 雅仁 福井県立大学, 経済学部, 准教授 (70237692)
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研究分担者 |
木野 龍太郎 福井県立大学, 経済学部, 講師 (40405072)
榊原 雄一郎 関西大学, 経済学部, 講師 (00420696)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,890千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2006年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 技術経営 / 知的技術資産 / 技術革新 / 技術評価 / AHP / セル生産方式 / 技術力 / 知的財産 / 生産設備の高度化 / 技術戦略 / 技術流出 / 継続的改善 |
研究概要 |
近年、企業価値を評価する指標として技術力が注目されるようになってきた.それは技術者や組織に保有される暗黙知を含むものとされ、それが経営学的把握を困難なものとしてきた.本書は、その技術力に焦点を当て、技術の実態を実証的に明らかにし、それをもとに技術マネジメント-技術経営(MOT;Management of Technology)-の体系化の方法ならびにその支えとなる技術理論を提示し、技術経営戦略論を提言することができた. そして、そのことが技術経営の視点から蓄積した技術を再認識し、自社の強みである技術をマネジメントする重要性に気づくことにつながり、地域の製造業が自律化-下請け構造などから脱却-する契機となり得る.また、こうした自律化した企業が連携することで、お互いの強みである技術力を社会的分業することによって、新たな連携を形成、強化していく.そのことがこれからの地域経済・社会の活性化の礎ともなって行く可能性を示すのではないだろうか。本研究は,そうした「地域活性化」へのアプローチを技術経営論の視点からも理論的に提示することができた.
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