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地球環境への負荷を低減する製品による企業価値創出のモデル構築

研究課題

研究課題/領域番号 18530302
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 経営学
研究機関東洋大学

研究代表者

柿崎 洋一  東洋大学, 経営学部, 教授 (40120331)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
1,580千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード地球環境 / 自動車の環境技術 / 蜘蛛の巣型提携 / 環境経営 / 地球環境問題 / 環境配慮型経営 / 製品の再生 / イノベーション / 顧客
研究概要

地球環境問題は、企業の経営にとって戦略的な対応が求められる重要な課題となってきた。そこで、本研究では、地球環境に配慮した製品設計について、その意義と現状について採り上げた。特に、わが国自動車産業を採り上げて、地球環境に配慮した技術開発について検討した。その結果、環境技術や地球環境に配慮した製品に関して、多様性と地域性などの点で、世界的な企業であっても、決して圧倒的な技術と製品の開発ができていないという現状が明らかになった。つまり、アメリカやブラジルでは、バイオ・エタノールが大量に生産可能でエタノール車が戦略車となっている。他方、ヨーロッパではディーゼル車が戦略車となっている。これに対して、わが国では、ハイブリット車が戦略車となっている。このような事態を反映して、トヨタ自動車株式会社は、国内のみならず海外の自動車メーカーグループと環境技術について、蜘蛛の巣型の提携を形成している。この蜘蛛の巣型の提携は、市場における競争の行方が不透明である場合に形成されるとされている。このような戦略は、適地、適時そして適車という考え方である。トヨタ自動車株式会社の事例は、これまでの環境経営が企業の組織内の環境問題に焦点を当てていた点と異なるものである。開かれた企業間関係に基づく地球環境に配慮した技術・製品の開発は、効率性というだけでなく、戦略性の強いものである。つまり、環境変化に対する経営資源の最適化という戦略行動そのものと考えられるのである。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 企業競争力としての環境経営2006

    • 著者名/発表者名
      柿崎 洋一
    • 雑誌名

      経営力創成研究 第2号

      ページ: 73-84

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
    • 査読あり
  • [雑誌論文] Ecological Conscious Management as Corporate Competitiveness2006

    • 著者名/発表者名
      Kakizaki, Yoichi
    • 雑誌名

      Journal of Creative Management.(Research Center for Creative Management, Toyo University) No. 2

      ページ: 73-84

    • NAID

      120005274392

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [学会発表] 日本企業の競争力の創成と経営組織の変革2007

    • 著者名/発表者名
      柿崎 洋一
    • 学会等名
      東洋大学経営力創成研究センターシンポジウム
    • 発表場所
      東洋大学
    • 年月日
      2007-10-20
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [図書] 企業論(第3版)2007

    • 著者名/発表者名
      小椋 康宏・柿崎 洋一
    • 総ページ数
      285
    • 出版者
      学文社
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2007 研究成果報告書概要
  • [図書] 企業論(第3版)2007

    • 著者名/発表者名
      小椋康宏・柿崎洋一
    • 総ページ数
      285
    • 出版者
      学文社
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [図書] 価値創造のマネジメント(第2部第5章を担当)2006

    • 著者名/発表者名
      中井 透 編著
    • 総ページ数
      237
    • 出版者
      文眞堂
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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