研究課題/領域番号 |
18530338
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
山本 昭二 関西学院大学, 経営戦略研究科, 教授 (80220466)
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研究分担者 |
佐藤 善信 関西学院大学, 経営戦略研究科, 教授 (00140476)
中西 正雄 関西学院大学, 経営戦略研究科, 教授 (50103130)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 意思決定過程 / 消費行動 / 感情 / 認知科学 / 認知行動 / 消費者行動 / 情報処理理論 / マーケティング / 購買行動 |
研究概要 |
本研究は、感情と認知という心の動きが消費者の意思決定にどの様な影響を与えるのかを明らかにすることを目的としている。1年目は主に文献研究と尺度開発のためのインタビューの発話と自記式の日記を通して、消費者がどの様な場面でどの様な感情を抱くのかを明らかにした。 その結果、消費者の正の感情を生み出す場面と負の感情を生み出す場面について分類を行った。正の感情に関しては自分が接近したい感情が達成された場合には喜び、回避したい感情が回避できた場合には安心というregulatory理論に沿った仮説で検討を行った。概ねそれを支持する結果であったが、必ずしもそうならない場面も見られた。 2年目にはその尺度を基にして、インターネットを通じた調査を行い、実験を行うソフトウェアを開発した。インターネットを通じた調査では、顧客満足と再購買意図との関係が最も強いことが示された。顧客満足は、シナリオによって生起される感情と関係しながら最終的に再購買意図との関係が最も強かったのである。また、消費者の購買場面と結果を示したシナリオを使った尺度の妥当性が高いことも明かとなった。 また、その際に開発されたシナリオによる感情の計測は、今まで使われてきた感情を計測するシナリオとして利用できることも示した。このプログラムでは、画面上でシナリオを使った生起される感情の分析と製品情報の取得を行わせる実験が組み合わされて実行されるものである。 実験は試行が行われており、完成後速やかに本実験に移行する。
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