戦後日本社会の金銭観と経済倫理に関する社会学的研究

• 研究課題/領域番号: 18530381
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 社会学
• 研究機関: 名古屋工業大学
• 研究代表者: 永谷 健 名古屋工業大学, 工学研究科, 准教授 (50273305)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 3,960千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 660千円); 2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
• キーワード: 財界 / 文化 / 経営者 / 企業経営者 / 精神主義 / 昭和期 / 社会学 / メセナ / トップ・マネジメント / ハイカルチャー / コレクション / 財産税 / 実業家文化 / 番付 / 文明化 / プライバシー / 高額納税者

研究概要

戦前・戦後の財界誌や経済雑誌の記事、あるいは財界人による海外調査報告書を収集し、それらの内容を検討した。そこから、戦前の実業家文化と通じるようなハイカルチャー志向が、戦後経済人の文化的な志向の一要素として存在することを確認した。また、そうした志向とともに、戦後においても明治・大正期のように、企業家を偶像化するメディアの動きが生じたことを、同時に確認した。

研究成果

• [図書] 文明としてのイエ社会(村上泰亮他著)社会学ベーシックス第10巻日本の社会と文化(井上俊・伊藤公雄編)(近刊) (2009)
  • 著者名/発表者名: 永谷健
  • 出版者: 世界思想社
• [図書] 社会学ペーシツクス第10巻 日本の社会と文化 (2009)
  • 著者名/発表者名: 井上俊, 伊藤公雄編
  • 総ページ数: 260
  • 出版者: 世界思想社
• [図書] 富豪の時代 (2007)
  • 著者名/発表者名: 永谷健
  • 総ページ数: 294
  • 出版者: 新曜社
• [図書] 冨者の時代 (2007)
  • 著者名/発表者名: 永谷健
  • 総ページ数: 299
  • 出版者: 新曜社