都市における高齢者の心理的・社会的孤立に関する質的研究 : 支援策への示唆

• 研究課題/領域番号: 18530475
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 社会福祉学
• 研究機関: (財)東京都老人総合研究所
• 研究代表者: 杉原 陽子 財団法人東京都高齢者研究・福祉振興財団, 東京都老人総合研究所, 主任研究員 (80311405)
• 研究期間 (年度): 2006 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 6,588千円 (直接経費: 5,598千円、間接経費: 989千円); 2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2007年度: 2,988千円 (直接経費: 2,298千円、間接経費: 689千円); 2006年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
• キーワード: 社会的孤立 / 心理的孤独 / 高齢者 / 質的研究 / 孤独 / 孤立 / 質的調査 / 量的調査 / 都市 / 社会福祉 / 社会学

研究概要

都市部の高齢者の社会的孤立と心理的孤独の特徴を、量的・質的調査により把握することを目的とした。量的調査は、都内一市部に居住する65歳以上の5000人に対して郵送法にて行い、孤立・孤独の存在割合と関連要因等を分析した。量的調査により把握した孤立・孤独高齢者に対して半構造化面接を行い、
(1)孤立・孤独に至った過程や理由、
(2)本人の現状評価と今後の意向、
(3)社会参加や対人交流の阻害要因、
(4)支援策についての本人の意見・要望等、に関する質的分析を行った。

研究成果

• [雑誌論文] Productive roles, gender, and depressive symptoms: Evidence from a national longitudinal study of late-middle aged Japanese. (2008)
  • 著者名/発表者名: Sugihara, Y., Sugisawa, H., Shibata, H., and Harada, K.
  • 雑誌名: Journal of Gerontology : Psychological Sciences 63B(4) ページ: 227-234
  • 査読あり
• [雑誌論文] Productive roles, gender, and depressive symptoms : Evidence from a national longitudinal study of late-middle-aged Japanese (2008)
  • 著者名/発表者名: Sugihara, Y., Sugisawa, H., Shibata, H., Harada, K.
  • 雑誌名: Journal of Gerontology B : Psychological Sciences and Social Sciences 63B(4) ページ: 227-234
  • 査読あり
• [学会発表] 都市における高齢者の社会的孤立と心理的孤独-ひとり暮らしは問題か?- (2009)
  • 著者名/発表者名: 杉原陽子, 杉澤秀博, 高橋龍太郎
  • 学会等名: 日本社会福祉学会第57回大会
• [学会発表] 要支援認定者における介護保険制度改正の影響評価 (2008)
  • 著者名/発表者名: 杉原陽子, 杉澤秀博, 菊地和則, 新名正弥, 高橋龍太郎
  • 学会等名: 第50回日本老年社会科学会大会
  • 発表場所: 堺市
  • 年月日: 2008-06-28
• [図書] 社会参加と健康長寿. 折茂肇, 大内尉義, 秋山弘子(編), 新老年学第3版
  • 著者名/発表者名: 杉原陽子
  • 出版者: 東京 : 東京大学出版会(印刷中)
• [図書] 「社会参加と健康長寿」折茂肇, 大内尉義, 秋山弘子編『新老年学第3版』
  • 著者名/発表者名: 杉原陽子
  • 出版者: 東京大学出版会(印刷中)