研究課題/領域番号 |
18530613
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
長畑 実 山口大学, エクステンションセンター, 教授 (70379923)
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研究分担者 |
吉村 誠 山口大学, 教育学部, 教授 (70141116)
辰己 佳寿子 山口大学, エクステンションセンター, 准教授 (80379924)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,170千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 地方分権 / まちづくり / 学社融合 / コミュニティ・スクール / 地域生涯学習システム / 社会教育 / 住民自治 / 公民館 |
研究概要 |
1.本研究は、防府市における住民主体の地域生涯学習システム構築を目的とした実証的調査研究である。本研究代表者は、防府市教育委員会から「防府市生涯学習アドバイザー」の委嘱を受け、生涯学習課と協働して調査研究活動を推進した。主な内容は以下の通りである。 (1)生涯学習に関する防府市民意識調査 (2)学校教員・PTA・公民館職員を対象とした学社連携に関するアンケート調査 (3)学社連携事業の評価に係るアンケート調査 (4)代表事例へのヒアリング調査 (5)全市的な地域生涯学習システム構築支援に向けた研修、会議等の継続的開催 2.2年間の調査研究を通して下記の成果を得た。 (1)防府市民の学習活動の実態、学習ニーズの特徴が明らかとなった。 (2)地区別、学校別の学社連携活動の実態、課題が明らかとなった。 (3)本研究では実践的な取組を重視したことが大きな特色である。自治体職員との連携、関係者への研修、合同会議を通じて、数地区においてモデルとなる先進的な取組が開始された。 (4)地方自治体における学校・家庭・地域の連携を核とした新たな地域生涯学習システムモデルの要件を明らかにすることができた。 (5)これらの調査研究活動の成果の一部を、「地域生涯学習システム構築の現状と課題-防府市における取り組みを事例として-」(日本社会教育学会第54回研究大会)と題して研究発表を行った。 (6)本研究成果を、「防府市における地域生涯学習システム構築に関する調査研究報告書」として取りまとめ、関係機関に配布を行った。今後、山口県内各自治体における地域生涯学習システムの構築を目指す取組の基礎的資料として活用されることが期待される。
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