研究課題
基盤研究(C)
本研究は、市場原理に基づくイギリスの学校選択制度を対象とする。そして、市場原理が有する仮説「競争が教育水準を向上させる」が妥当なものであるか否かを実証的に検討するものである。そこで、中等学校長への質問紙調査を実施し、あわせて政府等より公表されている学力試験データ等を用いて、競争の教育水準への効果や学校への影響を分析した。その結果、市場原理は少なくとも本研究で用いた学力試験の結果を成果の指標とした場合、効果が確認できなかった。
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大学入試センター研究紀要 37
ページ: 57-74
大学入試センター研究開発部リサーチノート RN-06-20
ページ: 1-18