研究課題/領域番号 |
18530723
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
佐々木 達行 宮崎大学, 教育文化学部, 教授 (80381052)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
1,710千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 造形(美術科)教育理念 / 図工・美術科の教育課題、授業課題 / カリキュラム構造 / カリキュラム編成と方法 / 活動課題領域 / 授業課題を構造化したカリキュラム / 授業構造と授業分析 / 授業構造と授業課題 / 図工・美術科の教育課題 / 活動内容領域 / 義務教育としての造形教育 / 授業構造 / 授業課題 |
研究概要 |
1、成熟した社会を担う子どもたちにふさわしい新たな義務教育としての造形教育理念の構想。 義務教育としてすべての子どもたちに必要な図画工作・美術科の理念とあり方を考察、構想し、仮説をたてた。 2、義務教育としての新たな造形教育理念に基づいた教育課題、活動課題と授業課題の抽出。 仮説に基づいて、図画工作・美術科の教育課題を3つの課題要素と6つの活動課題に、また、それぞれの活動課題に対して具体的な授業課題を抽出し、それらをカテゴリーとしてまとめた。 3、教育課題と授業課題を実現するための適切なカリキュラム構造の構築。 活動課題を骨格、構造としたカリキュラム構造論、「カリキュラムの構造と教育課題」を設定した。 4、新たなカリキュラムの骨格、構造を基にしたカリキュラム編成方法の確立。 仮説を立てた「活動課題を骨格、構造としたカリキュラム構造論」をもとに、カリキュラムの編成方法を考察する。具体的に、それぞれの活動課題を骨格とした活動課題領域を設定し、それらの領域に対する学年の配当割合と活動/授業内容に対する可能性の考察を行った。 5、新たな教育課題、活動課題と授業課題を達成するための教材開発と実践授業研究。 教材開発と実践授業研究を行うために、現職の教員による「カリキュラム編成モデル研究開発プロジェクト」チームを組織し(2006.11.1)、カリキュラムを編成するための授業の内容開発研究を行った。 6、各学年で開発した教材をカリキュラムとして配列、編成。 新たなカリキュラムの編成方法による初等、低、中、高学年、及び中学、第2学年に対し、3つの「課題要素領域」、6つの「活動課題領域」、「表現内容領域」を骨格とするカリキュラムの編成方法を基に、各学年で開発した教材をカリキュラムに配列(題材配列例表)し編成モデルを作成した。 7、本研究の研究成果を研究紀要として執筆。 研究課題名「造形を通した美術教育の課題とカリキュラム編成方法、及び編成モデルの研究開発」として、仮説を立てた理論と実践研究を組み合わせ、研究成果としてまとめた。
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