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全教科の学習に生きる国語学力の育成と定着に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18530732
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教科教育学
研究機関早稲田大学

研究代表者

浜本 純逸  早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (90033547)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
2,930千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードコア・カリキュラム / 教育課程基底案 / 国語学力 / 単元学習 / (自治体)教育研究所 / 知的能力(知力) / 認識力 / 基本的活動 / 問題解決学習 / 学習計画力 / 地域教育課程案 / 小・中基底教育課程 / 国語力 / 全教科の学習 / 学習基本語彙 / 国語科総合単元学習
研究概要

本研究の目的は、全教科の学習を支える国語学力を明らかにすることである。
方法としては、まず、戦後初期の新教育草創期(1947〜1955年)に創られた全国各地の「教育課程基底案」を収集し、各県別一覧表(リスト)を作成した。
「教育課程基底案」は、各県・各市町村自治体の教育委員会と各学校との実践と交流をとおして生まれたのであった。膨大なエネルギーをそそいで生まれた「「教育課程基底案」には、現場教師達の実践に即したと教育的叡智を見ることができる。
ついで、その「基底案」を、(1)教科教育型、(2)コア・カリキュラム型、(3)折衷型、の3タイプに類型化した。そして、(2)コア・カリキュラム型の問題解決学習指導案の中に「知的能力・知的操作力・学習力」という概念が芽生えていることを見出だした。それは、「知識としての学力」と「活動または経験」との間に働く「思考力」・「知的能力」・「問題解決能力」のような見えない能力の存在である。実際に経験主義に立つ総合的生活教育をおこなった教師たちが、目に見えないそれらの能力と、「語彙、文型、論理」との関係についても気づき始めていた事実を明らかにした。
本研究は、これらの「芽生え」と「気づき」を」発展させて、着想・予測・仮説・構想・比較・分類・範疇化・分析・総合・構造化の諸能力が「全教科の学習を支える国語学力」であることを明らかにし、その教育の必要であることを提案した。

報告書

(3件)
  • 2007 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 国語学力をこう考えてきた2008

    • 著者名/発表者名
      浜本 純逸
    • 雑誌名

      早稲田大学国語教育研究 28集

      ページ: 1-10

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 戦後新教育における師範学校附属小学校カリキュラム2007

    • 著者名/発表者名
      坂口 京子
    • 雑誌名

      国語教育史研究 9号

      ページ: 19-29

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 地域教育計画における言語の学習活動についての考察2007

    • 著者名/発表者名
      河野 智文
    • 学会等名
      全国大学国語教育学会
    • 発表場所
      岡山大学教育学部
    • 年月日
      2007-11-03
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [図書] 国語教育文献総合目録(1958〜2007)2008

    • 著者名/発表者名
      浜本 純逸 編
    • 総ページ数
      278
    • 出版者
      溪水社
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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