研究課題/領域番号 |
18530754
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
二文字 理明 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (00030461)
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研究協力者 |
INGEMAR Emanuelsson Goteborgs universitet, prof.emeritus
JAN-AKE Klason Goteborgs universitet, lektor
BENGT Eriksson Karlstads universitet, professor
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研究期間 (年度) |
2006 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,220千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 720千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | インクルーシブ教育 / 1990年代 / スウェーデン / 人間としての尊厳 / カナダ / 知的障害者 / オープンカレッジ / インクル-シブ教育 / スウェ-デン / ノ-マライゼ-ション / 教育課程 / ソーシャル・インクルージョン / カールベック委員会 / 障害者教育 |
研究概要 |
スウェーデンにおけるインクルーシブ教育はノーマライゼーション思想に発する「人間としての尊厳」および「すべての者のための一つの学校」という理念を掲げて展開されてきた。「場の統合」を経て「個の統合」を実現してきた。しかし、1990年時点でも「個の統合」の実現の割合は、養護学校の全児童生徒の8.7%に留まる。1990年以降は、社会民主労働党の弱体化と連動して、インクルーシブ教育を支持する言説にも陰りがみられる。カールベック委員会の基本的な構想の破綻はその象徴であろう。理念の標榜と、学校における障害者の処遇の実態との乖離に悩む現実が改めて明らかになった。
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