研究課題/領域番号 |
18540123
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数学一般(含確率論・統計数学)
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
北本 卓也 山口大学, 教育学部, 准教授 (30241780)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,190千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 690千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 数値数式融合計算 / 制御系設計 / 数式処理 / ロバスト制御 / 計算機代数 / 数値数式融合算法 / H∞制御 / べき級数 / 近似代数 / パラメトリックシステム / 代数的Riccati方程式 |
研究概要 |
研究成果は大きく分けて2分することができる。 1つはべき級数演算に関する研究成果である。べき級数演算に関する研究では、近似代数演算の考えに基づき、パラメータを含んだ数式をべき級数で表現する。べき級数は加減乗除が可能であり、一般的な数式と比較して取り扱いが柔軟に行えることから、パラメータを含んだ制御系の設計に対し、威力を発揮するものと考えられる。本研究では、べき級数演算にそのものに関する研究成果、およびその、H2およびH∞制御系設計等への応用を得た。 もうひとつの研究成果は、制御系設計上重要な量の代数方程式の根として表現、およびその応用に関するものである。本研究では、パラメータを含む制御対象の最適H2ノルム、またはH∞ノルム等を代数方程式の根として表現し、その表現を制御系設計へ応用した。 これらの研究結果は、パラメータを含むシステムに対する非常に有効な制御系設計手法、もしくは解析手法の基礎となることが期待できる。
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