研究課題/領域番号 |
18540255
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
伊藤 克司 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (60221769)
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研究分担者 |
稲見 武夫 中央大学, 理工学部, 教授 (20012487)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
1,940千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 超弦理論 / 非可換 / Dブレーン / AdS / CFT対応 / 超対称性 |
研究概要 |
伊藤は、超弦理論におけるDブレーン上の低エネルギー有効理論である超対称ゲージ理論へのRamond-Ramond背景場の効果について、場の理論及び超弦理論の見地から研究を行い以下の新しい結果を得た。(1)R-R背景場の中で重力光子場は、Dブレーンの世界超空間上における非反可換性として現れる。N=2およびN=4超対称ゲージ理論における重力光子場による変形効果を計算して、最低次で非反可換超空間の計算と一致することを示した。(2)R-R背景場による変形を分類し、非反可換超空間で表せない新しい変形が存在することを示した。(3)非反可換N=2超対称ゲージ理論において非反可換性の量子効果が超対称代数の変形として現れることを示した。(4)R-R場により誘導されるポテンシャルによりスカラー場の真空にファイジイ球の構造があることを示した。 稲見はAdS/CFT対応とホログラフィの考えをQCDに応用し、バリオンの模型を提案した。また非可換超空間に基づく新しいシグマ模型を提案し、その繰り込み可能性について調べた。
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